恩着せがましい人材育成はやめよう

「お前のためを思って言ってるんや」

    

こんにちは 人財育成トレーナー / モチベーションコンサルタントの高村です

いつもお付き合いいただき ありがとうございます

    

さて 今日はマインド的なところで

部下育成で言ってはいけないセリフ

「お前のためを思って言ってるんや」

について考えていきたいと思います

    

聞いたことありませんか?

私はあります

しかも 私も使っていました

恥ずかしいですね

    

研修でも 一所懸命頑張っている上司から聞きます

「お前のためを思って言ってるんや」

    

全てを否定するつもりはありません

本当にそうだということもありますので

しかし そのときには

「お前のためを思って言ってるんや」

なんて言わなくても伝わりますよね

    

一度立ち止まって考えてみたい

自分の世界に引きずり込もうとしていないだろうか?

自分の思うように操作しようとしていないだろうか?

    

そういう傾向の強い人が発する言葉の最終形態は

「お前のためにここまでやってやったのに・・・」

こうなったらおしまいですね

   

「あなたのお陰で成長しました」と言って欲しいのでしょうか?

こんなことを心のどこかで望んでいるようでは上司失格ですね

    

部下「がんばったらできました!」

上司「そうや お前は自分を信じて頑張ったからできたんや!」

で いいじゃないですか

    

そのときに気づかなくても

いつか必ず気づくときがある

    

ただ 私も生意気なことは言えません

同じようなことを発したことがありますから

    

子育てでも同じようなことがあります

    

人は強制を嫌う傾向があります

押しつけを拒絶する傾向があります

部下が『あなたのようになりたい』と心底願えば

こんな言葉はいらないはずです

    

部下の指導に時間を費やす

部下の悩みに耳を傾ける

上司自身がやりたいから やったんです

    

そう思って接すると

また見えてくる世界が変わるかもしれませんね

    

最後までおつきあいいただき ありがとうございました

また来週も よろしくお願いいたします

    

~自律型人財が生まれる『楽学メソッド』で人の可能性を探求する~

株式会社エナジーソース 代表取締役 高村 幸治

人財育成トレーナー / モチベーションコンサルタント

>なぜ今、おもしろくて、楽しい学びが求められているのか?

なぜ今、おもしろくて、楽しい学びが求められているのか?

現代社会では、情報の爆発的増加と技術の急速な進化が、働く人々に絶え間ない学習と自己進化を要求しています。この変化の激しい時代において、従来の学習方法だけでは、従業員の関心を引きつけ、継続的な学習意欲を促すことが難しくなっています。

そこで、学びのプロセス自体を楽しく、従業員エンゲージメントを高める「楽学メソッド®」が重要な役割を担っています。このメソッドは、参加者が積極的に関与し、楽しみながら学ぶことで、記憶に残りやすく、実践的なスキルの習得を促します。また、楽しい学習体験は、チーム内のコミュニケーションと協力を深め、ポジティブな職場環境を作り出すことにも貢献します。

このように「楽学メソッド®」は、従業員の継続的な成長を支え、企業の競争力を高めるための効果的な手段として、今、強く求められているのです。

ご相談に費用は一切かかりませんので、まずはお問い合わせをいただければ幸いです。(お話をお伺いし、オーダーメイドで目的にあった研修プログラムを作成します)

CTR IMG