iWAM®についてもう少し詳しく読む
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iWAM®(Inventory for Work Attitude and Motivation)は、職場における思考・行動・動機づけの傾向を、言語データから分析するアセスメントツールです。
人は無意識のうちに言葉を選びますが、その言葉遣いには個人の「考え方」や「動き方」のパターンが反映されています。iWAM®はその言語特性をもとに、48の“認識スタイル”として傾向を測定します。これにより、日常の職場行動に表れやすい思考のクセや、モチベーションの方向性を客観的に把握することができます。
この分析には、国際的な基準モデルをもとに日本の労働人口データを反映して調整された「日本スタンダードグループ」が比較基準として用いられています。これにより、受検者の傾向が一般的な労働人口と比べてどの位置にあるのかを可視化し、自己理解や他者理解を深めることができます。
また、iWAM®は「文脈(コンテクスト)」を重視している点が特徴です。職場の役割や状況によって、人は異なる思考・行動パターンを示します。iWAM®はその「仕事の場面」に焦点を当てて分析するため、適材適所の配置や、環境変化に応じた支援策の設計に活用できます。
さらに、iWAM®では、個人が無意識に反応し行動を起こしやすくなる「影響言語」も明らかにします。これにより、マネジメント層は「成果達成」で力を発揮する人、「チームの協力」で意欲が高まる人など、動機づけの違いを理解し、効果的なコミュニケーションを実践することができます。
iWAM®は、個人を固定的に「タイプ」や「性格」で分類するものではなく、仕事における思考・行動の“傾向”を理解するためのアセスメントです。ベルギーのjobEQ社が2001年に開発し、現在では20言語に対応、世界30カ国以上の企業・組織で活用されています。採用・育成・配置・評価・組織開発など、人と組織をつなぐ共通指標として幅広く応用されています。

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