追加のFAQ

Q 結果は変わることがありますか?

A はい。iWAM®は「性格」を固定的に分類するものではなく、仕事における思考や判断の“クセ”を測定します。そのため、昇進や部署異動、新しい上司との関わりといった環境の変化に応じて数値が変わることがあります。

特に、トレーニングやコーチングによって行動パターンに変化が起き、その成果がスコアにも反映されるのが大きな特徴です。実際に、マネジメント研修後に「説明が伝わりやすくなった」「部下が積極的になった」といった変化が数値として可視化され、育成効果を客観的に確認できます

また、採用場面でも、入社直後と数年後の違いを追跡することで、どのような人材が定着し成長しているのかを分析でき、採用基準の改善にもつながります。iWAM®は、一度の診断で終わらず、育成効果の検証や採用の質の向上に役立つツールです。

Q マネジメント研修/コーチング研修での活用方法を教えて下さい。

A 多くの研修が一過性の「気づき」で終わる中、iWAM®は“違い”を起点にした関係性の改善と行動変容を支える、数少ないツールです。私たちは、このiWAM®を中核に据え、育成・配置・関係性の再設計までを支援する実践プログラムとして、以下の4ステップを提供しています。

iWAM®を通じて目指すのは、「わかっているつもり」から「意図して関わる」への進化。そして、“指導が伝わる組織”から“共に動けるチーム”への変容です。

ステップ1|iWAM®診断の実施

まずはオンライン診断によって、受講者一人ひとりの「認識スタイル(=思考と行動のクセ)」を数値化します。回答数は約40問、所要時間は30~45分。分析結果は、後の研修・コーチングの設計にも活用されます。

Before ▷ After(組織現場でよくある変化):

Before:「なぜ部下が動かないのか、原因がわからない」
After:部下が“どう受け取っていたか”の構造がデータでわかる

Before:「指導しても成果が出ない…自分の教え方が悪いのか?」
After:教え方”ではなく“受け取り方の違い”に気づく

Before:「とにかく優秀な人材を採用したい」
After:スキルだけでなく“認識スタイルの相性”にも目を向ける視点が育つ

ステップ2|個別フィードバックと全体理解セッション

診断結果をもとに、個別またはグループ形式でのフィードバックセッションを実施。他者との認識スタイルの“違い”をワークや比較体験で体感し、「なぜ伝わらなかったのか」「なぜ動かなかったのか」を構造的に理解します

Before ▷ After(現場での典型的な気づき)

Before:「相手の性格のせいだと思っていた」
After:実は“思考のクセの違い”だったとわかる

Before:「うちの若手は受け身だ」と感じていた
After:実は自分の判断基準を大切にする上司に対し、部下はどう動けばいいか迷っていた

Before:「説明はしているのに伝わっていない」
After:”どこに焦点を置くか”の違いが原因だったと理解する

ステップ3|マネジメント研修・コーチング研修による応用展開

このステップでは、iWAM®で見えた認識スタイルを起点に、「どう関われば人が動くのか」を実践的に学び、定着を図っていきます

■ Bizプロ®マネジメント研修

現場のマネジメント力を高めるために、認識スタイルに応じた関わり方や1on1の質問技法、動機づけのポイントなどを習得していきます。

Before ▷ After(マネジメント変化の例)

Before:「とにかく任せているのに、進まない」
After:相手が“どんな判断基準で動くか”を考慮した指示出しができるように

Before:「結論を伝えたのに、なぜ動かない?」
After:結論だけでなく、経緯や手順を重視する部下には、説明の順序や内容を意識できるように

Before:「結果に責任を持て」と伝えていた
After:責任を一人で背負うのではなく、役割を分け合って進めたい部下に対して、安心・可視化を重視した関わりに変化

■ 認識スタイルコーチング®

一人ひとりの認識スタイルに応じて、関わり方・問いかけ・勇気づけのアプローチを設計し、現場での“自発性”と“信頼関係”を引き出していきます

Before ▷ After(コーチング変化の例)

Before:「考えさせているつもりなのに、黙ってしまう部下」
After:自分の判断よりも「上司の期待や基準」を重視する部下に対して、問いかけ方や承認のタイミングを工夫できる

Before:「どうしたいの?と聞いても答えが返ってこない」
After:まず状況を理解し、安心できる環境がないと動けない部下に対して、安全基地となる関わりが理解できる

Before:「とにかく前に進ませようとすると、萎縮してしまう」
After:これまでのやり方や既存の流れ」を大事にする部下に配慮したアプローチをとり、安心感と主体性を両立できる

ステップ4|再測定と定点観測による継続支援

半年~1年後に再受検を行うことで、認識スタイルの変化や柔軟性の向上を可視化。単なる「育ったかどうか」の主観評価ではなく、“変化の兆し”をデータで裏づける仕組みです。

Before ▷ After育成文化の変化

Before:「誰が成長しているのか、感覚でしか判断できない」
After:再受検データで“どのスタイルがどう変化したか”が明確に

Before:「研修の効果が現場で見えづらい」
After:“フィードバックの変化”や“部下の反応”が可視化される

Before:「育成が属人的で属人化している」
After:“育成の再現性”が高まり、チーム全体で支援できる文化が生まれる

Q 他社ではどんな成果が出ていますか?

A 詳しくは以下のページをご覧ください。

その他の導入事例や詳細レポートはこちら

Q DiSC®やクリフトンストレングス®をすでに導入していますが、社内でややこしくなりませんか?

A iWAM®は既存の診断を否定するのではなく、補完関係にあります。

ツール特徴活用の中心
DiSC®行動パターンの傾向を把握営業・チームビルディング
クリフトンストレングス®個人の強み資質を特定自己理解・キャリア開発
iWAM®思考・判断のクセ、動機づけ条件を可視化採用・育成・配置・組織改善

   

あるメーカーでは、DiSC®で営業担当の行動スタイルは把握できたものの、「なぜ期待通りに動けないのか」という理由が分からず苦労していました。iWAM®を組み合わせたことで、「やり方を自由に任されると、迷って動けなくなる傾向」を持つ部下が多いと判明。上司が指示の出し方を変えたことで、チーム全体の成果が安定し、営業成績の波が減りました。

ある金融機関では、クリフトンストレングス®で社員の強みを把握していたものの、配属後の定着率に課題がありました。iWAM®で「どんな状況で強みを発揮しやすいか」を特定した結果、適材適所の配属が実現。離職率が低下し、社員のモチベーションも高まりました。

  

当社エナジーソースでは、現在はiWAM®をメインに据えて顧客の成長支援を行っています。ただし「資質を診断した方がより効果的」と判断した場合には、iWAM®との相性が良いProfileXT®を組み合わせて提供しています。お客様の課題に応じて、最も成果に直結する形で診断を活用しています。

【ProfileXT®についての情報はこちら】作成中

Q なぜ日本では導入されて10数年も経つのに、あまりメジャーになっていないのですか?

A iWAM®は6タイプや16タイプに単純化する診断とは異なり、48の認識スタイル(理論上は3の48乗の組み合わせ・797垓以上)を扱います。そのため、結果を現場で活かすには、数値を文脈に合わせて読み解き、施策に落とし込む高度な専門性が必要です。

日本に導入されて10数年が経ちますが、この専門性を持ったコンサルタントを育成するには相応の時間がかかりました。また、数多くの事例や経験を重ねたコンサルタントでなければ正しく使いこなせないため、導入企業も慎重にならざるを得なかったのです。

しかし、この深さがあるからこそ、導入企業では採用のミスマッチ削減、育成効果の定着、配置の最適化といった長期的成果が得られています。当社では診断提供にとどまらず、専門コンサルタントが伴走し、「結果をどう活かすか」まで支援する体制を整えています。

    

 

>なぜ今、おもしろくて、楽しい学びが求められているのか?

なぜ今、おもしろくて、楽しい学びが求められているのか?

現代社会では、情報の爆発的増加と技術の急速な進化が、働く人々に絶え間ない学習と自己進化を要求しています。この変化の激しい時代において、従来の学習方法だけでは、従業員の関心を引きつけ、継続的な学習意欲を促すことが難しくなっています。

そこで、学びのプロセス自体を楽しく、従業員エンゲージメントを高める「楽学メソッド®」が重要な役割を担っています。このメソッドは、参加者が積極的に関与し、楽しみながら学ぶことで、記憶に残りやすく、実践的なスキルの習得を促します。また、楽しい学習体験は、チーム内のコミュニケーションと協力を深め、ポジティブな職場環境を作り出すことにも貢献します。

このように「楽学メソッド®」は、従業員の継続的な成長を支え、企業の競争力を高めるための効果的な手段として、今、強く求められているのです。

ご相談に費用は一切かかりませんので、まずはお問い合わせをいただければ幸いです。(お話をお伺いし、オーダーメイドで目的にあった研修プログラムを作成します)