ファシリテーション

VUCA時代において、様々な価値観を保有する人たちを取りまとめ、組織を目標実現へと導くことは容易ではありません。それぞれが異なるものの見方・考え方、価値観を持ち、その正当性を主張する人もいれば、意見を押し殺してしまう人もいます。

誰が正解を保有しているのかがわからないのです。これでは相互理解ではなく対立が生まれたり、声の大きい人のみの意見が採用されたりと、本来求めている状態から程遠い結果となってしまいます。


だからこそ今、個と組織にファシリテーション力が問われているのです。

ファシリテーションとは、目標実現のため、参加者の保有するものの見方・考え方、価値観を引き出し、課題解決をチームで促すことです。大切なポイントは参加者同士の相互支援の考え方です。

例えば、

 
さっきの件、できると思う?
 
無理無理!やっぱり上は現場のことわかってないよね。
 
でも多数決のとき挙手してたじゃない?
 
上に話は合わせておかないとね…。
 
だよね〜。
 

こんなやり取りを聞いたことはありませんか?

「だったら会議の場で意見を述べたら?」「後から文句を言うなんて卑怯」という声が聞こえてきそうですが、その正論を述べる前に、組織のリーダーとして、見つめ直すところはないのでしょうか

以下のチェックリストで「セルフチェック」を行ってみてください。

生産性が高く、意義ある会議を進めていくためには、

  • ゴールに向けて参加者の多種多様な発言を促進する。
  • 議論を広げていき、大切なポイントを引き出しながら意見を整理する。
  • 参加者の納得感を生み出すように議論を収束させ、合意形成へとサポートする。

と言ったような、会議を円滑に進めるファシリテーション能力の習得が必要不可欠となります。 

 

タイムスクリプトに沿った発言や進行をおこなうため、話がまとまらなかったり、横にそれたりすることを未然に防ぎます。気づいたら時間が大幅にオーバーしていたというようなことがなくなり、時間管理ができた会議を進めることが可能になります。

 

全員参画が基本ルールのため、個々の思いを表現する場が平等に与えられます。また、異なる価値観を否定するのではなく、理解しようとするため、組織への所属意識が芽生え、そのことがモチベーションにもつながっていきます。

 

相互支援という考え方をベースに、共に一つの目標について考え、解決まで導くことをおこなうため、一体感がうまれます。一つの課題を解決するたびにチームの団結力が強化されていきます。

 

次にどのようなアクションを起こすのかという「いつ」「誰が」「何を」「どうするのか」を明確にするため(可能であれば5W2Hにまで落とし込む)、参加者一人一人がなにをすべきかが明確になり、確実に行動へ移行されます。また、チェック機能をきちんと働かせるため、軌道修正も可能になります。

 

>なぜ今、おもしろくて、楽しい学びが求められているのか?

なぜ今、おもしろくて、楽しい学びが求められているのか?

現代社会では、情報の爆発的増加と技術の急速な進化が、働く人々に絶え間ない学習と自己進化を要求しています。この変化の激しい時代において、従来の学習方法だけでは、従業員の関心を引きつけ、継続的な学習意欲を促すことが難しくなっています。

そこで、学びのプロセス自体を楽しく、従業員エンゲージメントを高める「楽学メソッド®」が重要な役割を担っています。このメソッドは、参加者が積極的に関与し、楽しみながら学ぶことで、記憶に残りやすく、実践的なスキルの習得を促します。また、楽しい学習体験は、チーム内のコミュニケーションと協力を深め、ポジティブな職場環境を作り出すことにも貢献します。

このように「楽学メソッド®」は、従業員の継続的な成長を支え、企業の競争力を高めるための効果的な手段として、今、強く求められているのです。

ご相談に費用は一切かかりませんので、まずはお問い合わせをいただければ幸いです。(お話をお伺いし、オーダーメイドで目的にあった研修プログラムを作成します)