ドツボからの脱却 (Part2)

前回からの続きです。
(Part1の内容はこちらから)

さて、今回はリフレーミングの活用法について、です。

リフレーミングは大きく「状況リフレーミング」と「内容リフレーミング」の2つあります。
必要に応じて良い方を選択して使用頂ければと思います。

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〜状況リフレーミング〜
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新しいプロジェクトを立ち上げる時、問題点ばかり指摘してくる人がチームにいたとします。

 
「それはわかるけど、やってみないとわかない…」や「あらばかり探してくるな…」
などと言った発言ばかりをし、やりづらさを感じることがあるかもしれません。

  
しかし、保守点検やトラブルシューティングが必要なシチュエーションにおいては非常に重宝する行動特性だと言えます。

 
上手くできていない箇所や、問題点を抽出することに貢献してくれるので、そういう仕事を与えるのも一つですよね。
 (新しいプロジェクトの立ち上げ、となるとリスクや問題点にも目を向けないといけないですし)

 
プロジェクトメンバーに問題点を指摘する人があまりいない、という場合は、
あえてこういった方に参加してもらうというのも良いのではないでしょうか。

 
現状のメンバーでは盲点となっているところを見つけてくれるかもしれないからです。

 
このように、人の行動特性を把握することで、モチベーション低下を防ぎ、
より良い結果を仕事で導き出すことができるのです。

  
これが「状況リフレーミング」です。

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〜内容リフレーミング〜
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ものごとの意味を多角的に考えるやり方で「出来事の意味や解釈に対しての感情」、「その感情の枠組を切り替えること」です。
 (意味のリフレーミングと呼ばれることも。)

 
例えば、「会議などで発言しない」という出来事で考えてみましょう。
もしかしたら「自分が発言することで言い合いをしたくない」と感じているかもしれません。

だとすると「和を重んじる」や「協調性がある」という捉え方もできますよね。

次に、決断するのに迷う、「優柔不断」という出来事ではどうでしょうか。 
これを「自分の考えを押し通さず、いろんな視点を探しているのかな?」と捉えることができたとしたら、
「他人の意見を尊重できる」や「広い視野を持っている」という捉え方もできます。
このように、起きた出来事に関しての意味、感情を切り替えることによって、
囚われるから逃れ、落ち着いた感情を手に入れられるかもしれませんね。


以上が内容のリフレーミングです。

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いかがでしたでしょうか。


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