ドツボからの脱却 (Part1)

さて、今回は「リーダー研修」での以下の質問をテーマにしたいと思います。

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(質問)
仕事で失敗したり、少し厳しくされたりすると落ち込む部下
それも、かなり落ち込んでその感情を引きずる部下には
どう接したらいいですか?」
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上司からすると
「失敗から学ぼうよ」
「少し言われたくらいでへこたれるなよ」
などと言った感情が生まれてしまうこともあるのではないでしょうか。

また、こういった状況に限らず、誰しも
ドツボに嵌って身動きが取れなくなったこと、ありませんか?

今回は部下や社員が落ち込んでしまい、マイナス感情からなかなか抜け出さない
と言った状況、「ドツボからの脱却…」についてお話ししていきます。

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「ドツボからの脱却」する方法についてですが、
おそらく心理学を学んだことのある方であれば聞いたことがある
「リフレーミング」という技法の紹介です。

言い換えると、「枠組みを変える」ということです。

マイナスに囚われることから逃れることができたり、
望む状態を手に入れることができたりします。

例えば、体調不良で1週間ほど仕事を休まないといけなくなったとしたら
あなたは真っ先に何を思いますか?

「あぁ、最悪…!!大事な時期なのに仕事に遅れが生じてしまう。」
と思ってしまうかもしれません。

でも、これを、「身体が悲鳴をあげていて、倒れる前に休め、というサインだ。」
という捉え方もできるかもしれません。

また、以下のようなケースではどうでしょうか?

他のやり方もあるよ、とアドバイスをしても、
決まった通りのやり方でしかやらない人に対して、

「あぁ!もぉー!」となるのではなく、
「この人、手順通りの仕事は得意なんだなぁ。」

と捉え、この人には順を追って仕事の流れをきちんと伝えることで、
意欲高く取り組んでもらえるようになった、だとかですね。
(そういう仕事ってありますよね、マニュアルをきちんと守らないといけないような)

何となくイメージができましたでしょうか。
「リフレーミングはポジティブシンキングのことですよね」と言われることがありますが、微妙に違うところもあります。

リフレーミングは「枠組みを切り替えて、捉え方を変える技法」です。
そして、リフレーミングを使いこなせるようになると
・相手に共感すること
・不平不満を喜びの感情に変えること
・(その結果)関係性が良くすること
などと言ったことも可能になるのです。

ここまで読んで「全部知ってる!」と思われた方、いらっしゃると思いますが、
日頃から使えこなせているかどうかについてはいかがでしょうか。

なかなか、「瞬時にその場で!」、は容易ではありませんよね…。

リフレーミングについて、もちろん理解をして頂きたいですが、
きちんと実践で使いこなせるように、その練習法についてPart2で
紹介させて頂きます!

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