こんにちは、人財育成トレーナーの高村です。
いつもお付き合いいただき、ありがとうございます。
急に寒くなってきたので
頭の寒さ対策に追われている日々です
ハゲにはとても重要な問題
なってからでは手遅れですね・・・
さて 今回は勉強オタクのみなさまへ
というテーマで書いていきたいと思います
研修をしていると ときおり質問があります
「今の講義はどういう理論に基づいているのですか?」
「今のワークは○○という心理学の切り口から捉えると違うようなのですが・・・」
もちろん 一つ一つ丁寧にお答えします
お一人だけではなく 参加者全員が納得できるようにお答えします
ただ 考えていただきたいのです
「それ 知ってて意味ありますか?」
実際に研修でもそう尋ねます
知っていること と できること
この違いはご存じですよね
でも 勉強オタクの方はそこに気づかない
知っていること = できる
と思い込んでいるんです
たまにですが 理論武装をして
自分はできているつもりになっている
研修担当者と出会います
そういった方に限って
「○○さんという人が ちょっとやっかいなんです」
なんて事前情報が提供されたりします
このパターンのときはかなりやっかいですが・・・
P. F. ドラッカーは
心理学の目的は 自らの洞察であり 自らの理解である
と言ってました
そう 自らをしっかりと見つめるためであって
人を判断するものではないのです
もったいないですね
情報収集力があるのに
その情報力を違う方向へ使ってしまっている
講師はより広い視野で物事を捉えるためにも
いろんな角度から心理学を学びます
そして それらを実際に現場で活用します
実際に使えるかどうか 自らが体感しないと伝えられませんから
心理学は統計学でもあります
「A」ということをしたら
かなり多くの割合で「X」という反応があった
ということなのです
その言葉を鵜呑みにしないで
ご自身でもやってみてはいかがでしょうか?
私は研修中に専門用語を極力使いません
知っていること と できること
その違いを過去の経験から痛感しているからです
大切なのは 思っているとおりの反応を引き起こすこと
その反応を引き起こすために心理学はあります
まずは自分を知るため
そして自己成長とともに
一緒に働いている仲間を知るため
そうやって今までの学びを振り返ってみてはいかがでしょうか?
今週も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました