ゆとり世代に「ゆとり」と言ってませんか?

「彼らの責任ではない」

    

こんにちは、人財育成トレーナーの高村です

いつもお付き合いいただき ありがとうございます

    

毎年この時期になると

来年4月の日程がどんどん埋まっていきます

新入社員やOJTリーダーに関する案件です

    

最近はコンサルティング研修に力を注いでいるので

そちらを優先しようと考えていたのですが

今年から弊社に入った顧問 的場講師のおかげで

新入社員研修も一新して取り組むことになりました

    

的場講師は30年近くの間 教育現場に携わり

ゆとり世代の子達と接してきたので

彼らの秘められたツボを 奥の奥まで知り尽くしているのです

    

自分で言うのもおかしいですが

凄い研修になりましたので お楽しみに

    

さて 今回はこの流れで「ゆとり世代」を正しく知ろう

というテーマで書いていきたいと思います

    

そもそも「ゆとり世代」って何?

というところから 入っていきたいと思います

    

「ゆとり教育」を受けた人たちのことで

1960年生まれの時代と比較すると

学習要領が3割も少ないそうです

    

もともとは

詰め込み教育からの脱却

受験戦争からの脱却が目的で始まったのですが

本来の狙い通りにはならなかったのです

     

なぜなのか?

    

心の教育にしっかりと時間を費やそう

その試み自体は悪くなかった

でも機能しなかった

    

    

では 休みになった土曜日はどうか?

親が心の教育に時間を費やしていったか?

塾に通わせるんです

    

詰め込み教育からの脱却と言いながら

最終到達点の大学受験の難易度は変わらない

学校で教えることが減るのであれば

塾へ通わせるしかない

心の教育の時間なんて持てなかったのです

    

入り口だけが変わり

出口は同じだったのが原因です

    

お金のある家庭はいいですよね

塾に通わせることができるんですから

そうでない家庭の子供は・・・

こうして教育格差も生まれてしまった

    

さらに通常の学校での取り組み姿勢にも変化をくわえた

基本ラインは難しいことをさせない

できる人だけがやればいいという姿勢

これは個性を尊重するという意味合いが含まれている

    

できる人はそういう個性を持っているからやればいい

できない人はそれも個性だからやらなくていい

人間の成長に必要不可欠な「頑張る」ということを

学校教育の中で「やらなくてもいい」としてしまったのです

    

小学校くらいからこの基礎ができあがってしまっているので

ちょっとでも壁があるなと感じてしまうと

やらなくてもいいと思っている

それで正しいと思っている

    

先生はできない人のお尻を叩かなくなってしまい
  (勘違いしないでくださいね 体罰はあきません)

本人は頑張らないで生きるのも 個性だと思うようになってしまった

    

徒競走のゴールラインで一緒にテープを切ること

これも そこからきている考え方なのです

できる人とできない人が争うことがおかしいからです

だから運動会の順位がなくなったのです

    

さらに中途半端な教え方も良くなかった

そもそも先生達に

ゆとり教育の中で生徒を伸ばすという能力が養われていないうちに

制度を導入することに問題があったのかもしれません

    

里山の体験学習 田舎暮らし ホームステイ

自然や多くの人と触れあい 心の教育をしようとした

でも この学びをしっかりと落とし込むプロセスがなかった

すなわち ファシリテートできる教師がいなかった

    

昔あった「道徳」という授業は

「心の教育」として存在して

以前よりも時間を取っていた

    

しかし その学びをどう活かすかを教えなかった

どう感じるか どう活かすかは個性だとしてしまった

コントロールするのは良くないという風潮からだ

    

こうやって育ってきた人たちが「自由でしょ」

というのがあたりまえになってきている

だから上司に平気で「押しつけないでください」と言う

    

上司が「普通はこうだろ?」というと

「それは○○部長の価値観ですよね」と返ってくる

そういう教育を受けてしまっているから仕方が無い

    

できなくてもいいからね

そう言って 教える前から考えさせた

ティーチングで基礎を教える前に

コーチングでどうしたらいいと思う?

そう問いかけるスタイルだった

本末転倒のプロセスですね

    

これからの新人育成は さらに難しくなっていく

何故ならば 今までの新入社員を育成してきた教師は

手探りの中「ゆとり教育」を実施していた

まだ慣れていなかったのです

だから まだよかったのかもしれません

    

しかし これから入社してくる新入社員を教育した教師は

「ゆとり教育」に精通したベテラン達だ

かなり手強いですよ

スーパーゆとり世代が入社してくるのです

    

ではどのように関われば変化していくのか?

一つ目の鍵は「思考力」です

ここをどうやって養うかがポイントです

二つ目の鍵は「チームプレイ」です

人と関わることを怖がっている傾向があるため

いかにして「安全安心」な環境を創れるかもポイントです

    

続いては・・・

このぐらいにしておきましょう

研修のネタばらしになってしまいますので

    

全部で五つの鍵があります

それらを一つずつ

丁寧に浸透させていくことが大切です

    

人は変われる

変わりたいとさえ思えれば

ここが大切ですね

    

最後に彼らに対して「ゆとりやからなぁ」は禁句です

絶対に言ってはいけません

    

人は弱いところを見つけたら責める傾向があるのと同じで

彼らはことあるごとに そう言われてきています

たとえそれが真実だとしても

他人から言われると拒否反応を示してしまうのです

    

「彼らの責任ではない」

大人たちがつくってしまったのです

だからこそ 大人たちに彼らを教育する責任があるのです

    

最後までお付き合いいただき ありがとうございました

    

「ゆとり世代」についてはいろんな見方があります

この切り口もそのうちの一つと捉えていただければ幸いです

    

次週もお楽しみに

>なぜ今、おもしろくて、楽しい学びが求められているのか?

なぜ今、おもしろくて、楽しい学びが求められているのか?

現代社会では、情報の爆発的増加と技術の急速な進化が、働く人々に絶え間ない学習と自己進化を要求しています。この変化の激しい時代において、従来の学習方法だけでは、従業員の関心を引きつけ、継続的な学習意欲を促すことが難しくなっています。

そこで、学びのプロセス自体を楽しく、従業員エンゲージメントを高める「楽学メソッド®」が重要な役割を担っています。このメソッドは、参加者が積極的に関与し、楽しみながら学ぶことで、記憶に残りやすく、実践的なスキルの習得を促します。また、楽しい学習体験は、チーム内のコミュニケーションと協力を深め、ポジティブな職場環境を作り出すことにも貢献します。

このように「楽学メソッド®」は、従業員の継続的な成長を支え、企業の競争力を高めるための効果的な手段として、今、強く求められているのです。

ご相談に費用は一切かかりませんので、まずはお問い合わせをいただければ幸いです。(お話をお伺いし、オーダーメイドで目的にあった研修プログラムを作成します)