「あなたはどれだけ会社に貢献していますか？」
こんにちは 人材育成トレーナーの高村です
いつもお付き合いいただき ありがとうございます
さて 今回のテーマは
「あなたはどれだけ会社に貢献していますか？」
これは新入社員研修で いつもお伝えしていることです
「どこの組織にも所属せず 継続して20万円稼ぐ方法は？」
こう問われると なかなか答えられないんです
継続して というのは物理的に難しいですからね
にもかかわらず
多くのサラリーマンは 給料分稼いだらいいだろう
そう思ってしまっています
でも 全員が給料分を稼ぐだけで 会社が成り立つでしょうか？
例えば 手取りが25万円だとします
社会保険や税金で5万円ほどかかりますよね
ということは合計で30万円になる
だから 30万円稼いだら社会人としての責任を果たしている
ということになりますか？
違いますよね
それ以外にも 社会保険 福利厚生 交通費 水道光熱費 会議費 出張費
などなど 会社には仕事をするために必要なものがたくさんある
だいたい追加で65万円ほど必要になってくる
合計で90万円
だから「給料の3倍は働かないといけない」
なんていう言葉があるんでしょうね
でも それを意識できている人はほとんどいません
「あなたは毎月いくらの売上に貢献していますか？」
こう問いかけると ほとんどの方が答えられません
いったい自分自身がどれくらい会社に貢献しているのか？
どれくらい貢献しなければ会社が成立しないのか？
考えたことがないようです
しかし 実は これ以上が求められているのではないでしょうか？
あなた一人の力で会社の売上があがるわけではありません
商品原価 広告宣伝費 通信費 事務所費 スタッフ部門の人件費
などなど
それらを合わせると200万円以上になる
総合計で300万円近くなる
すなわち 給料の10倍稼いで
ようやくイーブンなんですよね
かといって 新入社員がいきなり給料の10倍稼ぐことは不可能です
最初のうちは上司や先輩がその分をカバーしているのです
だからこそ 若手の一番の仕事は上司の仕事を奪うことなんです
そのことを新人のうちからキチンと伝える必要があります
それを心底納得していないから
立場も役割もわきまえない 無責任な言動をおこすのでしょうね
「お前はどないなんや？」
こう問いかけられると キツイですね
正直 私がこのことを意識しだしたのは
入社して8年くらい経ってからです
どれだけ無駄な時間を過ごしたことか･･･
思い返すと 上司や会社に対して なんと申し訳ないことか…
若手には 1日でも早く気づいて欲しい
上司としても 1日でも早く気づかせてあげたい
ですね