こんにちは エナジーソースの高村です
今週もブログの時間がやってまいりました
先週のテーマ「一身上の都合」に隠された真実はいかがでしたか?
俺は部下をちゃんと認めていた!
そこまで面倒は見れん!
確かに 痛いことを言う・・・
などなど たくさんのご意見ご感想 ありがとうございます
何度も繰り返しお伝えしますが
人材育成には いろんな手法があります
私の考え方だけが 全てではありません
ただ ひとつの価値観として 捉えていただければ幸いです
だから 共感・反論 すべてOKです
一番だめなのは 意見があるのに黙っている人ですから
人材育成の問題で取り扱って欲しいテーマがありましたら
info△energy-se.co.jp(「△」を「@」に変更してください)
までご要望をお送りいただければ幸いです
さて 今日は『部下のやる気を奪い去る言葉』
をテーマに お話しをさせていただきたいと思います
ご自身の普段の取り組みを 振り返っていただきたいのです
もしかすると
部下のモチベーションが低い原因は あなたにあるかもしれないから
これは私自身の深い体験です
今でこそお陰様で 年間200回以上の 講演や研修をおこなっていますが
社会人になりたての頃は 顔面赤面症 過敏性大腸炎
講師としては 不適合者だったのです
「なんでコンサル会社に入社したの?」
と 聞かれるのですが この辺りの話しは また別のときにでも
とにかく 講師にならなくては いけなかったんです
ただの講師 ではありませんよ
300名以上の経営者・幹部を前に
それも参加意欲ほとんどゼロの方々を前に
なぜか講師に対して抵抗感満載の方々を前に
参加者を魅了する講義
それが私に求められたのです
できるわけありません 無謀でした
おまけに私には口癖があって
頻繁に「え~」という言葉が入る
とても 耳障りで よくない
先輩:「高村 え~って言うな」
私:「は、はい」
言うなと言われてできたら 研修なんて必要ありませんよね
何回やっても 「え~」 が入るのです
先輩:「おまえ なんべん言ったらわかるんや?」
私:「気をつけているのですが つい・・・」
先輩:「わかった 言うなとは言わん 少なくしろ」
私:「は はい それなら何とか」
少なくしようと努力しました
本当に努力したんです
でも 結果は変わらず
先輩:「おまえ なめてるんか? 意識したらできるやろ!」
私の心の声:「できるかボケ メッチャ頑張ってるけど できへんのじゃ!」
すると そのやり取りを観ていた上司が
上司:「ちょっとエエか? 高村 おまえ え~って 何回言ってると思う?」
高村:「え カウントはしてないですが いっぱいやと思います」
上司:「ははは いっぱいか 実際 今のプレゼンの最中に 15回や」
高村:「え 15回も・・・」
上司:「高村 もう一回やってみ ただし今度は 15回以上 え~って言え」
高村:「は? え~って 言ったらあかんのですよね?」
上司:「かまわん え~って 15回以上言え ええか 15回以上やぞ」
高村:「は はあ」
この人は何を言いたいんやろう
わけも分からず 「え~」を15回以上 意識しながらプレゼンしたのです
するとどうでしょう
ほとんど 「え~」 という言葉を言わなくなったのです
不思議ですよね
みなさんにも経験があるはずです
「絶対に開けたらあかんよ」
そう言われると開けたくなる
「絶対に見たらあかんよ」
そう言われると見たくなる
人間の心理には やっちゃいけない そう思うとやってしまう
そんなメカニズムが 存在するようです
失敗したいと思って 失敗する部下がいると思いますか?
いませんよね
誰もが結果を出したい 認められたい
そう思って 一所懸命頑張っているはずです
まずはそのことをしっかりと 理解してあげて欲しいのです
では このことをどう仕事で活用できますか?
「契約をとってこい」
なんて新人に無謀なことを言うのであれば
「今日は○○件のお客様から断られてこい」
なんてアプローチの方が 効果的かもしれませんね
他には・・・
皆様はいかがですか?
それでは また来週