管理の強化という観点から就業規則を変更する経営者がいます。
目的がそもそもずれているため、効果はありません。
というより逆にマイナスの方が多いです。
この「管理」によって、まともに働いている多くの社員が
やる気をなくしてしまうことを意識した方がいいと思います。
こんなことが起こってしまうのも、
社内に「規律」がないからです。
「規律」とは意思統一と考えると簡単です。
そしてその意思統一を形にするには、
まず社長自らが率先垂範する必要があります。
この規律さえきちんと社内にあれば、管理は必要なくなります。
結構社員がマニュアル通りにしか動かないを嘆く経営者がいますが、
そういう会社に限ってそのマニュアルで社員を管理しようとしています。
良い空気感を持つ会社にしたいなら「規律」が必要です。
それをベースに可能な範囲で自由裁量を行えるようにします。
そしてそれが昨日しているかどうかを判定できる
数値化できる指標を導入すればいいのです。
さぁ、あなたは「管理と規律」の関係をどのように理解していますか?