「あなたの部下は自立していますか?」
こんにちは 人財育成トレーナーの高村です
前回の「ずば抜ける新人ってどんな人達?」
はいかがでしたでしょうか?
「そんなもん あたりまえや」
こういうお声も聞こえました
そうです あたりまえなんです
上司の時代では
これぐらいわかるだろう
これぐらいできるだろう
その思い込みが部下の成長を止めるのです
我々はそこを忘れてはいけませんね
人材育成とは 自分育成
日々 勉強です
みなさんも ご興味のあるテーマがございましたら
info△energy-se.co.jp(「△」を「@」に変更してください)
までご要望を お送りください
さて今回の大テーマ
『ほめたらアカン!』
ちょっと刺激的なタイトルですね
あれ?
高村さんって「ほめ育」とかいう研修
全国で展開してるやん!
なんて言われそうなので
ちゃんと誤解を解いておきますね
人によって 段階があるんです
何も仕事のことを知らない新入社員に
いきなりコーチングをする上司はいませんよね
ある程度の下地ができるまでは
ティーチングですよね
それと同じことなんです
ある程度の段階までは「ほめる」
とても重要です
ただし ある程度の段階を超えたら
「ほめる」ではなく
自立を促す行為が必要になってくるのです
そうしなければ
ほめられないと動かない部下になってしまい
常に上司の監視下におかなければなりません
「課長どうしましょう?」
こればかり言われると腹が立ちませんか?
「どうしましょう症候群」
この部下を育てたのはあなたなのです
ではどうやって自立させるのか?
考えて欲しいのです
「ほめられる」
これらは他者評価が入っていますよね
他者評価に心が慣れてしまうと
その評価に振り回されてしまうことがあります
それでは駄目なのです
結果も大切なのですが
プロセスであったり
組織の一員であることであったり
存在そのものにフォーカスし
承認していくことが求められているのです
「ようやったな」
ではなく
「あの難関を支え合って乗り越えてきた姿には感動したわ」
のような感じですね
もちろん簡単じゃないのはわかります
だから人材育成が求められるのです
「ほめ力」を高めたいのであれば
実践しかありません
普段の部下との関わり方はいかがですか?
部下が「自立」できる関わり方ですか?
それとも
上司の監視下じゃないと力が発揮できない関わり方ですか?
※「ほめ育」は「一般社団法人 ほめ育協会」の商標登録です。高村は研修顧問として所属しており、許可を得て使用しております。