『上司は早く帰れと言うのですが、
のろくて仕事がいつまでたっても
終わらないんです』
こんな声をよく聞きます。
仕事が片付かないのは、
仕事の処理能力に大きく問題があると
考える人が多いですね。
しかし、必ずしもそうも言い切れないように思います。
私は、処理能力より、
仕事の重要度を見極める判断能力の方が
大切だと思います。
そして加えて、
仕事に当てる時間の割り当ても
重要度が高いと思っています。
全ての仕事に、
じっくりと時間をかけるのが理想ですが、
現実は無理。
スピード重視の仕事か、
出来栄え重視の仕事かも見極めることで、
処理能力は格段に上がるはずです。
また、上司がいくら早く帰れと言っても、
結果部下は、仕事を家に持ち帰るか、
早朝に出社することになるだけです。
上司が部下の仕事の無駄を
一緒になって洗い出ししないと
現状は改善されません。
特に仕事ごとにかける時間を洗い出し、
具体的な改善策を講じるべきです。
例えば、無駄が多い仕事の代表に、
「商談」があります。
この時間を効果的にすることにより、
時間短縮が可能になります。
商談の間は、誰はばかることなく、
机を離れることができます。
故に、雑談に花が咲き、息抜きの時間に
つかわれることもしばしば。
営業側ならそれもいいのですが、
受ける側だと大きくロスタイムです。
そのあたりを見直すだけでも、改善可能です。
さぁ、あなたは自分の仕事をどう管理していますか?