「勉強しても意味が無い」
こんにちは 人財育成トレーナーの高村です
いつもお付き合いいただき ありがとうございます
前回の「どれを選んだら成功できますか?」はいかがでしたか?
成功へのショートカット
誰もが欲するもの 正直 私も欲しいです
でも その誘惑に負けたら終わりですよね
あるわけないんですから
さて 今回は「勉強しても意味が無い」
これは新任管理職研修を実施すると
必ずでてくる悲鳴のような声です
部下から上司へのクレームなんです
部下育成のノウハウを様々な角度からお伝えしますが
決まって出てくる言葉は
「この内容は上司も知っているのですか?」
ちょっとショックですよね
厳しく表現すると 「上司が無能だ」ということです
でも しかたがない
部下にそう思われてしまっているのですから
「PDCAはこうするんや」
「コーチング能力がお前には足りん」
「ブレストっちゅうのはなぁ・・・」
このような言葉を使う上司ほど
上司自身
できていないことが多いようです
管理職研修においても
「それは前にも学びました」
「その手法は知っています」
残念な言葉が聞こえてきます
知っていることと できることの違い
ここに気づいていない人が多いのです
そして 私もその一人かもしれません
気付きの能力って大切ですね
部下の能力を引き出すため
部下の問題を解決するため
上司は人材育成機関に依頼します
問題はここで生じます
上司はわかっているつもりで部下の課題を語ります
人材育成機関にとって上司が顧客です
その話しを中心に研修を組み立ててしまいます
だから上手くいかないのでしょうね
わかっているつもり・・・
だから部下から
「私たちより上司が勉強した方がいいと思います」
なんて言われるんですよね
もちろん講師としては
「人を変えようとせず 自分が成長しませんか?」
「その言葉を言った時点で その駄目上司と同じレベルですよ」
と伝えていますが現場が一番パワフルです
研修を導入する際は必ず上司から
じゃないと部下はついていきませんからね
と伝えながら
猛勉強する私でした