「部下が挑戦したくなる環境をつくろう」
こんにちは、人財育成トレーナーの高村です
いつもお付き合いいただき ありがとうございます
さて 今回のテーマは「失敗を許す」
先週は「ゆとり世代」についてお話をしましたが
その世代の特徴の一つに「挑戦しない」があります
彼らは極端に失敗を嫌う傾向があります
だから挑戦しようとしない
ほとんど自発的に動かないのです
そこでみなさんに質問です
「部下が失敗をしたら あなたはどのように関わりますか?」
失敗の原因を追及しますか?
それとも
失敗経験をどう次に活かすかを考えますか?
両方大事ですよね
まず失敗の原因追及について考えてみましょう
失敗の原因は「内的」な原因と「外的」な原因の二つに分けられます
「内的」とは「頑張りが足りなかった」「スキルがなかった」
と自分自身に原因を追及していくことで
「外的」とは「タイミングが悪かった」「外部環境があっていなかった」
と自分以外に原因を追及していくことです
どちらも次に活かすためには大切なのですが
あんまり意味のないことかもしれないということも
同時に知っておく必要があるかもしれません
なぜ失敗したのか?
なぜ目標未達成だったのか?
その原因を追及してもやる気なんて沸き起こりません
反対に「ああ、だから駄目だったのね」
とため息が出てくる人もいるでしょう
よし しっかりと分析できたから次に活かそう!
そう決意しても翌月末には同じ事を繰り返している・・・
できていないところに焦点を当てても
どうやら人はやる気を見いだしにくいようです
そこで一つご提案
「失敗を許す」ことをしてみてはいかがでしょうか?
ちょっと捉え方を変えてみるのです
失敗したといっても
一から十まで全て失敗ではない
いくつか上手くいっているところもある
であれば どうしてそこがうまくいっているのか?
全てが最悪と思われる状況下でも例外もある
であれば なぜその例外は起きたのか?
こうやって欠けている失敗だけではなく
足りているところを観ることが
「失敗を許す」ということ なのです
そしてこの行動が
相手の自発的な考動に繋がっていくのです
失敗経験を次に活かすことに繋がっていくのです
意外と簡単にできることだと思いませんでしたか?
でもこれがなかなか難しい
原因を追及する方が楽なのです
だって 今までそう教わっててきたのですから
だって 今までそう実践してきたのですから
変えることは難しい
「失敗を許す」
実践実践あるのみですね
最後までお付き合いいただき ありがとうございます